間取りのこと

【実例付き】注文住宅の間取り決めガイド!成功に導く手順とコツ・失敗例を紹介します

「注文住宅の間取りはどのような手順で決めたらいい…?」
「注文住宅の間取りを決めるコツは?」

このようなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?

本記事では注文住宅の間取りを決める際の注意点や間取り決めの手順・コツについて解説しています。注文住宅を建てたいと考えている方はぜひチェックしてみてくださいね!

【新築】間取り決めの前にまず把握しておくべきこと

間取りを決める際には、どのようなことに注意すればいいのでしょうか?間取りを決める際に把握しておくべきことは以下の通りです。

・建ぺい率や容積率などの制限
・外構や隣家との関係
・家族全員の意見

ここではそれぞれの注意点についてさらに詳しく解説していきます。

建ぺい率や容積率などの制限

間取り決めの前に把握しておくべきこと1つめには、建ぺい率や容積率などの制限が挙げられます。建ぺい率とは、土地の面積に対する建物の面積の割合を示しています。建ぺい率は以下の式で求められます。

・(建築面積÷敷地面積)×100

また、容積率もあわせてチェックすることが大切です。容積率は以下の式で求められます。

・(延べ床面積÷敷地面積)×100

SUUMO HPより

延べ床面積とは、床面積全てを合計した面積を表します。注文住宅を建てたいエリアが決まっている場合には、そのエリアの建ぺい率や容積率を事前に調べておきましょう。

また、加えて建物の高さに制限がある場合もあります。希望の間取りや設計が実現できない可能性があるため、必ずチェックしておきましょう。

外構や隣家との関係

間取り決めの前に把握しておくべきこと2つめには、外構や隣家との関係が挙げられます。

外構には、駐車場や庭などが含まれます。外構を広くしたい場合には建築面積を狭くしなければならない場合も。

また、隣家が近くにある場合には、隣家に接する場所や近い場所の部屋の使い方についても考える必要があります。お互いの生活音やにおいなどが気にならないように配慮しましょう。

 

家族全員の意見

間取りを決める際には、家族全員の意見を聞いておくことが大切です。

全てを実現することができなかったとしても、暮らす家族全員の意見を確認しておき1人1人の希望をハウスメーカーに伝えておきましょう。できるだけ希望を反映させられるように工夫ができないか相談してみましょう。

【後悔しない】注文住宅の間取り決め手順!

注文住宅の間取り決めはどのような手順で行われるのでしょうか?注文住宅の間取り決め手順は以下の通りです。

・間取り図を集めて参考にする
・部屋数やこだわりたい部分を決める
・生活動線を考える
・インテリアを決める

ここではそれぞれの手順についてさらに詳しく解説していきます。

間取り図を集めて参考にする

注文住宅の間取りを決める際には、まずさまざまな間取り図を集めて参考にするのがおすすめです。

できるだけ多くの間取り図に目を通し、どんな間取りの家にしたいかイメージを膨らませて行きましょう。気に入った間取り図をいくつか集め、共通点を探してみるのもおすすめです。

間取りの見方やそれぞれの特徴が分かりにくい場合には工務店やハウスメーカーに相談してみましょう。

 

部屋数やこだわりたい部分を決める

注文住宅の間取り決め手順2つめには、部屋数やこだわりたい部分を決めることが挙げられます。必要な部屋数を決め、こだわりたいポイントがあれば併せて決めておきます。また、こだわりたいポイントに必ず優先順位を付けるのも大切です。絶対に譲れない箇所と妥協できる点をしっかり区別しておきましょう。

 

生活動線を考える

3つめには、生活動線を考えることが挙げられます。

生活動線がしっかりと確保されていないと、日々の生活の中でストレスが積み重なってしまいます。例えば、洗濯や洗面などの水場が1つ1つ離れていると、家事の負担や無駄な移動が増えてしまいます。

また、朝起きてから外出するまでの流れや帰宅した際の行動の流れを意識した配置にするのもおすすめです。動線がイメージしにくい場合には、実際の生活の流れを紙に書き出してまとめてみましょう。

 

インテリアを決める

注文住宅のインテリアは間取りと一緒に決めるのがおすすめです。

例えば、採光や通風を意識して多くの窓を配置しすぎると棚やタンスが置きにくくなってしまいます。どの位置に家具を配置したいのか、

どのくらいの高さの棚を置きたいのかなどできるだけ具体的なイメージを膨らませておきましょう。

 

注文住宅の間取りを成功に導く4つのコツ

注文住宅の間取り決めを成功させるためにはどのようなポイントに注意すればいいのでしょうか?注文住宅の間取り決めを成功に導く4つのコツは以下の通りです。

・採光と通風
・可変性
・収納の量と位置
・施工先との密接なコミュニケーション

ここではそれぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

 

①採光と通風

注文住宅の間取りを成功に導くコツ1つめには、採光と通風が挙げられます。

広い庭やバルコニーがあることで、採光と通風両方を意識した間取りが実現します。また、天窓があれば太陽光をたっぷり取り入れられたり、吹き抜けがあると室内の空気が上下に循環しやすくなります。

 

②可変性

注文住宅の間取りを決める際には、可変性も意識しておくことが大切です。

例えば、家族が増えた時や子どもが成長した時、老後などライフステージの変化を見据えた間取りなどが挙げられます。仕切りを活用して部屋の大きさを変化させられるよう、スペースに余裕を持っておくのがおすすめです。

 

③収納の量と位置

3つめには、収納の量と位置に気を付けることが挙げられます。

場合によっては、収納したい物の大きさや量に合わせて収納スペースの大きさを決めるなど、目的から逆算して考えることも大切です。

また、動線が悪いと収納を上手く活用できません。物を収納するタイミングや出すタイミングなどもしっかりと考え、最適な位置に収納スペースを配置できるようにしましょう。

 

④施工先との密接なコミュニケーション

注文住宅の間取りを決める際には、施工先との密接なコミュニケーションが不可欠です。

特に、譲れない点や妥協できない点は必ず伝えておきましょう。施工会社と同じ完成像が描けるように、イメージをできるだけ細かく伝えることが大切です。

また、希望が実現可能かどうかだけではなく、実際に使った際に問題が発生しないかも相談しておきましょう。

 

注文住宅の間取りのよくある失敗例

注文住宅の間取りを決める際、どのような失敗が考えられるのでしょうか?注文住宅の間取りの良くある失敗例は以下の通りです。

・想像よりも部屋が狭くなってしまった
・寝室の採光・通風を考慮しなかった
・水回りの位置に不満がある

ここではそれぞれの失敗例をさらに具体的に解説していきます。

想像よりも部屋が狭くなってしまった

注文住宅の間取りのよくある失敗例1つめには、想像よりも部屋が狭くなってしまったという例が挙げられます。

部屋数を増やしすぎると、1つ1つの部屋がとても狭くなってしまう可能性があるのです。部屋が狭すぎると家具が置けなかったり生活動線が悪くなったりします。ある程度の広さの部屋を作っておけば、仕切りなどを活用していくつかの部屋に分けることも可能です。可変性のある間取りにするべきかもよく検討して決めましょう。

 

寝室の採光・通風を考慮しなかった

2つめには、寝室の採光・通風を考慮しなかったことが挙げられます。

寝室は日中あまり使用しません。そのため、採光や通風を重視しない場合があります。しかし、窓が少ないと湿気がこもりがちになり空気も悪くなります。

衣類や寝具の状態をきれいに保つためにも、光や風が取り込めるような設計にしましょう。

 

水回りの位置に不満がある

3つめには、水回りの位置に不満があることが挙げられます。

生活動線が悪いと日々のストレスになりますが、水回りの動線は特に重要です。また、水回りの近くに寝室などを配置してしまうと排水音が気になってしまう場合も。生活音や排水音に配慮した間取りを心がけましょう。

 

【実例紹介】マグハウスが紹介する注文住宅の間取り成功例

理想的な注文住宅の間取りにはどのようなものがあるのでしょうか?

ここでは、マグハウスが手がけた注文住宅の間取り成功例を3つ紹介します。

事例①中二階スキップフロアのある家

中二階のスキップフロアとリビングとの繋がりがあり、通風にも考慮されたお家です。キッチンから庭が見える大きな窓が配置されており、採光も十分に確保できます。

さらに、1階に寝室を設けることで上下の移動を最小限にしています。生活動線はもちろん通風や採光にも配慮された理想的な注文住宅ですね。

事例②家族がつながる”ほぼ”平屋

行き止まりのない回遊動線が特徴的なお家です。キッチンと水回りが一直線に配置されており、家事もスムーズに行えます。また、多目的に利用できる和室が配置されており、来客時や将来的な寝室としても活用できます。

事例③二世帯が集まる家族の交差点がある家

二世帯がストレスなく暮らせるバリアフリーにも考慮されたお家です。

1階ホールには大きめのファミリークローゼットが配置されており、家族全員の室内着やタオルが収納できます。リビングとタタミコーナーに段差がないため、お年寄りや小さなお子さんでも安心です。

ダイニングに大きな窓を設置することでいつでもたっぷりの太陽光を取り込むことができます。

注文住宅の間取りに悩んだらマグハウスへご相談ください

今回は、注文住宅の間取りを決める際のポイントや注意点について紹介しました。注文住宅の間取りを決める際にはさまざまな注意点があります。

注文住宅を建てたいと考えている方は、ぜひマグハウスの見学会にお越しください!

また、注文住宅づくりに関するお問い合わせもお待ちしております。